
・・・Freezing&Processing
播磨灘で育てた魚介の価値を、最良の状態のまま食卓へ届けるために。
公栄水産では、冷凍・加工までを自社で担い、素材本来の旨味や食感を損なわずに届ける仕組みづくりに取り組んでいます。
育てるだけで終わらせない。
お客様に日本の魚介を美味しく食べていただくまでが、私たちの仕事だと考えています。


どれほど良い魚介であっても、
時間の経過とともに品質は少しずつ変化していきます。
特に冷凍は、単なる保存手段ではありません。
水揚げ直後の張りや旨味、みずみずしさ。
その瞬間の状態をいかに保つかは、
養殖や加工と同じくらい重要な工程です。
だからこそ公栄水産では、
素材の価値を損なわない冷凍方法を追求してきました。
そこで取り入れたのが、
「プロトン凍結」という冷凍技術です。
今まで知名度の低さや、漁獲量の偏り、保存の問題で捨てられてきた未利用魚も「プロトン冷凍」を使用することで、食品ロスを減らし、美味しい状態で食卓にお届けできるようになります。
磁力・電磁波・冷風の3つの要素を組み合わせた次世代の急速冷凍技術です。
従来の冷凍技術では細胞が破壊され
ドリップ(旨味成分を含む水分)が流出していましたが、
プロトン凍結は「細胞を壊さず」に凍結させ、
解凍後も生鮮食品に近い風味や食感を再現できる点が最大の特徴です。

以下の3つの力を用いて細胞をほぼ破壊せずに分子レベルで冷凍します。
食品内の水分子を安定した状態に保ちます
水分子が氷に変わる際に整列させ、大きな結晶の成長を抑えます
上記2つの環境下で、急速に冷却し凍結させます
このプロセスにより、氷の結晶が非常に小さく、かつ均一に生成されるため、組織破壊を最小限に抑えることが可能です!

一般的な冷凍では、解凍時に水分とともに旨味が流れ出てしまうことがあります。
プロトン凍結は細胞を壊しにくいため、解凍後もドリップが少なく、素材本来の旨味や風味をしっかりと感じていただけます。

魚介類は冷凍によって身がスカスカになったり、水っぽくなってしまうこともしばしば。
プロトン凍結は組織へのダメージを抑えるため、解凍後もプリッとした食感や弾力が保たれやすいのが特長です。

最も美味しいタイミングで冷凍することで、旬の味わいをそのまま閉じ込めます。
風味が落ちにくいため、季節を問わずご家庭で手軽に“旬の時期の美味しさ”を楽しんでいただけます。

公栄水産の新事業として、ナマコ加工を新たに始めました。
姫路中央卸売市場から仕入れた上質なナマコをスライスし、
豊洲市場、姫路中央卸売市場、道の駅などに出荷をしています。
「ナマコと牡蠣はワンセット」といわれるくらい
牡蠣の産地ではナマコもたくさん採れます。
牡蠣の排泄物はナマコの餌となり、
牡蠣の殻はナマコの避難場所になります。
室津を含めた牡蠣の一大産地である播磨灘で採れたナマコを、
播磨灘の魚介の集積地である姫路中央卸売市場で仕入れ、
消費者がすぐに食べられるようにスライスし、販売しています。
自社で展開している商品の一例をご紹介いたします。
青ナマコは特に東日本で好まれております。
食べやすいようにカットしています。
軽く酢で洗い、ポン酢または二杯酢(酢醤油)でお召し上がりください。

赤ナマコは特に関西圏でよく食べられます。青ナマコより食感が柔らかく、漁獲量が少ないので青ナマコより高級品とされています。

ナマコの腸管を適度な加減で塩漬けにし、瓶に詰め冷凍保存しています。
製造に大量のナマコが必要で、その希少性と独特の風味から、
古くから「日本三大珍味」に数えられます。

こちらはナマコの卵巣を糸に懸けて、三角状に乾燥させたものです。
ナマコの卵巣は3月4月の二ヶ月しか出てこないのでこのわた以上に珍味として扱われます。
※現在取り扱いはございません
公栄水産では設立当初から牡蠣などを原料としたお惣菜(佃煮など)を製造し、直売所で販売をしてきました。
加工専門である網干工場が出来たことで惣菜部門にも力を入れています。
牡蠣のように、生産・製造を自社で行うだけでなく、姫路中央卸売市場から原料を仕入れ加工する製造業も行っております。
現在、姫路丸魚より加工依頼を受け、様々な水産物を加工しています。
ガスコンロ、乾燥機などを備え付けることで幅広い加工に対応します。
自社で展開している商品の一例をご紹介いたします。

公栄水産の牡蠣を自社で燻製し、瓶詰め業者に加工を依頼しています。
お酒のおつまみはもちろん、オイルはパスタなどにも利用でき、アレンジの効く一品です。

長期保存に優れた公栄水産自家製の牡蠣の佃煮です。
山椒味と生姜味をご用意しております。
どちらも風味が効いており、ご飯によく合う味付けです。

料理店でよく見かける『いか飯』を、自宅で簡単に作れる商品です。
二合の米と一緒に炊飯器で炊くと、簡単においしいいか飯を作ることができます。

江戸前寿司として人気のトリガイです。
公栄水産では注文分のみ自社養殖をしており、規格外サイズをこのように自社加工をしております。

播磨灘では、毎日漁師によって多くの魚が水揚げされています。
その中には、おいしいけれど下処理が大変な魚や地元では定番でも他の地域では認知度が低い魚も。
このような魚は安く取引され、漁師さんの稼ぎにならないことも多々あります。
公栄水産ではこのような魚を漁師さんが納得する値段で買い取り、
お客様が手に取りやすいよう下処理と冷凍加工を自社で行い販売しております。
豊かな海が育む魚介の美味しさを、より多くの方に知っていただきたい。
そんな思いで展開しているのが「播磨灘ブランド」です。
播磨灘ブランドとして展開している商品の一例をご紹介いたします。

ヒイカとは、手のひらサイズの小型のイカの総称です。
甲・目玉・口を取り出したのち冷凍しているので下処理なしで食べられます。
天ぷら・酢味噌和えがおすすめです。

底引き網漁で漁獲されます。
旬である冬は身が太り、特においしくなります。
簡単に調理できるよう、ウロコをあらかじめ取っています。
唐揚げ、ムニエル、煮つけがおすすめです。

ネブトは、テンジクダイとも呼ばれる親指サイズの小魚です。
頭が固いので頭・内臓を取り出したのち冷凍しています。
丸ごと唐揚げや南蛮漬けなどにしてどうぞ。