牡蠣

・・・Farming

養殖

日々新しい技術で挑み続ける

牡蠣をはじめとする貝の養殖事業は、公栄水産の歩みを支えてきた基幹事業です。
播磨灘の環境を活かしながら、安定した品質と供給を実現する体制を築いてきました。

自然を相手にする仕事であるからこそ、日々の変化を読み取りながら計画的に育成を行うことが求められます。

良い魚介を育てることは、その後の加工や流通、販売へとつながるすべての出発点でもあります。

これからも播磨灘とともに、質の高い魚介を誠実に育て続けていきます。

牡蠣
牡蠣のイラスト

牡蠣の養殖

漁場環境に配慮した
​​​​​​​牡蠣養殖を目指して

牡蠣

日本の牡蠣養殖で最も一般的なのは、
垂下式(すいかしき)養殖という方法です。

海に浮かべたいかだやロープから牡蠣を吊るして育てます。
牡蠣は海中を漂うプランクトンを食べて自然に成長。
比較的広い海域で大量生産が可能な方法です。

一方でこの垂下式は、
ロープ同士の擦れや養殖中の波浪等の影響によって
およそ30%の牡蠣が海底へ落下してしまうという問題も。
この落ちがきを長期間放置すると死滅するため、
結果として漁場環境が悪化してしまいます。

これを解決するために当社が開発したものが
”落ちがきキャッチャー”です。

落ちがきキャッチャーとは

当社では、牡蠣の落下を防ぐため、
養殖いかだの下部に網を設置しました。
これが”落ちがきキャッチャー”です。
5年以上もの改良を重ね、
現在の形になりました。

網

落ちがきキャッチャーの効果

01

落ちがき全体の8割を脱落前に収穫出来るように!

02

環境保全や水揚げ量の増加だけでなく、
海底清掃作業の省力化や経費の節減が期待できる!

03

漁場環境悪化の原因を改善することで、
持続的な養殖につながる!

牡蠣
牡蠣

公栄水産の牡蠣の特徴

牡蠣イラスト

1年で大きく成長

播磨灘は千種川、揖保川から流れ込むミネラル豊富な真水の影響で、プランクトンが豊富。牡蠣養殖は通常2~3年かかりますが、播磨灘の恵まれた環境のおかげで1年で丸々と大きな身をつくります。
短期間で育つため、排卵を行わず身の栄養分が逃げることがありません。

牡蠣イラスト

濃厚なうまみ

栄養たっぷりの海で育った播磨灘の牡蠣は身がプリプリで、加熱しても縮みにくいのが特徴。
短い期間で育つため、牡蠣特有のエグみが少なく磯臭さも気になりません。
濃厚でクリーミーな味わいをしっかりと感じていただけます。
​​​​​​​貝柱の甘みが印象的で牡蠣好きを唸らせる逸品です。

カトラリーイラスト

安全・安心

牡蠣は海水を体内に取り込みながら成長するため、水質がそのまま安全性に直結する生き物。
​​​​​​​当社は生食用の牡蠣を安全に出荷できる水質基準を満たした「清浄海域」で養殖を行い、さらに滅菌海水に1日つけることで、徹底した衛生管理を行っています。

貝のイラスト

二枚貝の養殖

日本初!
​​​​​​​アサリの垂下式養殖に成功

アサリ

現在、環境要因の変化に伴い国産のアサリは激減しています。
国産アサリの復活に向けて試行錯誤する中で、
「アサリの採卵・育成・出荷までの行程をすべて自社で行う」
が国産アサリを安定して出荷する最善の方法だと考えました。

室津港沖約3キロの唐荷島周辺の天然アサリから卵を採り、
コンテナに砂を入れアサリの種苗を入れ育てる。
稚貝になった段階で餌となる植物プランクトンの多い
水深2~3mに沈めることで、
1年で4㎝を越える大きさに成長。
日本の企業で初めてアサリの垂下式養殖に成功しました。

牡蠣だけでなく、二枚貝の養殖・販売も積極的に行い、
国産の貝の美味しさを広めていきたいと考えています。​​​​​​​

公栄水産のアサリ養殖

採卵・陸上養殖
01

9月〜翌3月

採卵・陸上養殖

播磨灘の天然アサリを親貝として受精させ、卵を採ります。目視で貝と認識できる大きさになるまでは、水槽内で陸上養殖をします。
餌やり、海水交換、サイズ選別などを行います。

アサリを海へ帰す
02

3月〜7月

いよいよ海へ

貝と分かる大きさになったらいよいよ海へお引越し。
ネットに入れて、餌となる植物プランクトンの多い水深2~3mに沈めて成長させます。ネットの交換や入れ替えも行います。

砂入れ
03

7月〜10月

砂入れ

砂が入ったコンテナの中にアサリを入れ海に吊るします。アサリは本来砂の中に潜っているため、砂の中の方がネットより成長も早くなります。この時期は台風シーズンなので、波風の少ない場所で育てます。

沖出し・出荷
04

10月〜5月

沖出し・出荷

台風シーズンを終えたら、より栄養が豊富な漁場へアサリを移します。ここまでくればシーズンを待つだけです。3月頃からアサリの旬となるため、水揚げをしたら水槽に入れて砂抜きをし、出荷の準備をします。​​​​​​​